茶トラのナッツのこと
2017年の夏に我が家にやって来た茶トラのオス猫ナッツ。
その生涯は不慮の事故により、わずか半年で幕を閉じてしまいました。
2016年の熊本地震で我が家は大きな被害を受けました。
自宅を修復し一年を過ぎて日常を取り戻した後、気付かぬうちに疲れていた家族の気持ちを友人が連れて来た保護猫、小さな茶トラの子猫ナッツが癒してくれていました。
人懐っこくて、遊び好き、常に家族の誰かの傍にいたナッツ。
ある日廊下に転がっていた虫を見つけて飛び上がっている姿を写した時、これはまさに狩りの練習だ!と思い、『#来るべき狩りの日のために』というテーマ(単なるこじつけです・・・笑)
で彼らしい一瞬を狙うことにしました。
秋が過ぎ冬を迎える頃、ナッツはそれまでの我が家の猫(多くはノラの保護猫)のように先輩猫を追うように外に出る日を迎えました。古民家の屋根瓦をつたい、庭木に登り、稲刈り後の田んぼや初めての雪に触れて生き生きと狩りを始めたナッツ...
ちょうど熊本地震後に始めたインスタグラムにナッツの姿を投稿すると日に日に多くのフォロワーさんが見てくれるようになりました。
そして半年後、前述の通り突然の別れが来てしまいました。
残念ながらずっと一緒に生きることは叶わなかったけれど、熊本地震や全国の災害からの復興のお役に立てればとその姿をポストカードにしたところ、多くの方のご賛同を頂き2018年秋に35万円もの寄付をすることができました。
短い生涯でしたが、今でも我が家のギャラリーには彼の写真が沢山飾られています。
ナッツのカードは今でも各地を旅しているのかもしれません。
実は今我が家にいるメス猫のキジ猫よもぎは、ナッツと同じ母猫のこどもです。
(今は完全に屋内猫として飼っています)
このたび2026年夏に起きた令和8年熊本地震の被災地復興にむけて、ささやかながら再度ナッツに活躍してもらおうとポストカードを製作しました。税、郵送費、印刷費一部の経費を除いた売り上げを私達が信頼し、細やかな活動を続けている災害支援の団体に寄付させていただきます。
ナッツとともに再び応援していただければ幸いです。